トイスナー・アルバート・シラーズ S'18　 Teusner Albert Shiraz S'18

ブラックチェリー、黒スグリの芳醇な香りにメンソールのニュアンスが伴い、きめ細かいタンニンに縁どられた凝縮感のある黒い果実の風味が口内を満たす。バロッサの2つの古木畑（樹齢65年以上）のブドウをフレンチオーク樽で18ヶ月間熟成。「アルバート」はオーナー醸造家キム・トイスナーの祖父の名にちなみ、古木＝高齢の人々への敬愛の意味が込められている。
バロッサ北西のエベネザーと南東端ウィリアムズタウン地区の2つの畑（ともに樹齢65年以上）。土壌：風化した鉄分を多く含む赤い砂質ローム。仕立て方：シングル・トレリス。
5t開口式発酵槽で28℃以下を保ち、7日間マセラシオン・発酵。その後、緩やかにエアバッグプレスして澱を除きフレンチオーク樽に移してマロラクティック発酵させる。フレンチオーク・ホッグスヘッド樽（1/3：新樽、1/3：2年使用樽、1/3：3年使用樽）でMLFの後、18ヶ月熟成。
ブラックチェリー、カシスにメンソールを伴う複雑なアロマ。凝縮した黒い果実ときめ細かいビロードのようなタンニンはバロッサの古木が生み出す豊かさと力強さを表現している。