ノーデ オールド・ヴァイン シュナン・ブラン Naude Old Vine Chenin Blanc (2016)
エキゾチックなチェリーやバラ油のアロマと高い酸度を持ちます。クリーミー且つ程よい重さのある素晴らしい質感で、白桃やオレンジの皮の風味と塩味を感じるフィニッシュも魅力です。
品種
シュナン・ブラン 100%
多くのMWが一目を置く「南ア産白ワインブレンド」のゴットファザー
国内外で30年以上にも亘り、ワイン造りを行ってきたベテラン醸造家、イアン・ノーデ氏。60歳になって初めて独立を果たした、ワイン造りへの情熱と愛を捧げた集大成が「ノーデ・ワインズ」です。(独立:2017年)
コンセプトは南アが出せる「最高」の形。
サブリージョンでの単一畑、単一区画のブドウだけで造るワインのスタイルもワインが持つ魅力の一つですが、ノーデ氏の目指すワインは少し考え方が異なります。
彼の場合、西ケープ州を一つのブドウ畑ととらえ、今も尚生き続ける貴重な古木やブッシュヴァインを各地から選び抜いて、個別に醸造し、異なる産地の特性や魅力をブレンドさせる事でのみ可能となる、独自のスタイルをコンセプトにワイン造りを行います。
「西ケープ州最高のワイン」、これこそが彼が目指すワインです。
さて、この唯一無二な南アフリカワイン、生産量・流通量は共に非常に少ないですが、多くのワインプロフェッショナルが高い評価を出し、注目を集めています。
特に評論家でありマスター・オブ・ワインの称号を持つ、グレッグ・シェーウッド氏はイアン・ノーデ氏を「南ア白ブレンドのゴッドファーザー」と呼び、南アフリカ産古木ワインのロックスターともなった名門イーベン・サディと共に“注目すべき造り手”と絶賛するほどです。
ノーデブランドは2013年が初ヴィンテージですが、当時は勤めていたワイナリーからのリリースでした。
そして満を持して2017年11月に独立を果たし、ノーデ氏は自らのブランド「ノーデ・ワインズ」のオーナーとなりました。
南アフリカのワイン産業は世代交代もあり、今では新進気鋭の若手醸造家が活躍をする時代となりましたが、60歳を超えてもなお、歩みを止めず、進化し続けるノーデ氏と彼のワインには、土地を知り尽くし、多くの経験と知識を得た物にのみ出せる魅力があります。
ビオ情報・認証機関
サステナブル農法
醗酵・熟成
醗酵:醸造:全房でプレス後500Lのオーク樽にて醗酵(天然酵母)
熟成:フレンチオーク樽 10ー14カ月。(500L/25%新樽)
年間生産量2,000本
栽培面積4.3ha
樹齢35ー50年
品質分類・原産地呼称
W.O.ウエスタン・ケープ